PH321 Upholstered Armless Chair / Zanav Upholstery

インドのテキスタイルメーカー Zanav Homeの張地を採用したコレクション。 「Andaman」(7色)と「Bompuka」(3色)よりお選びいただけます。張地一覧は下のAdditional infoよりご確認ください。 「Andaman」は粗めの平織り(パナマ織り)で織られたコットンと麻の混紡生地で、 糸巻き、整経、絞り、染めなどの全工程が手作業で行われます。染めの工程では、インドの伝統的な手法で染料へ糸の出し入れを何度も繰り返して染められます。糸の染まり具合には差があるため、僅かな色のムラが生じ生地に表情を生み出しています。 染められた糸は、現在インドではほとんど使われなくなった伝統的な力織機で織られます。 「Bompuka」は、ベルギーのテキスタイル デザイナー、Fabienne Collet が Zanav Homeのためにデザインしたコットン100%の生地です。「Bompuka」もほとんどの工程が手作業で行われています。最終的な織りの工程では、「Andanan」と同様に伝統的な力織機を使って織られます。 古い織機はパターンの選択肢に制約があることから、Fabienne Collet は、織り、色、光などの相互作用の実験を重ね、2つの異なる色の糸を撚ることでマットなコットン繊維に光沢をもたらす生地を開発しました。高度な職人技が必要な「Bompuka」は、デザインと生産を一貫して行う Zanav Home だからこそ生み出されました。商品写真の張地は、「Bompuka」 のShitake です。 木部の仕上げは、Zanavコレクションのために Phantom Hands が特別に開発した、Z3 Stripped Black と Z4 Walnut の2種類を用意しました。 Z3 Stripped Black は、チーク材に水性ブラック色を塗布し、スチールブラシとサンドペーパーを使用して、木目のみに黒い筋が残るまで色を剥がすことで実現しています。 Z4 Walnutは、チーク材に水性ウォールナット色を手作業で染めています。